注文住宅の値引き交渉をすべきタイミング

注文住宅の値引き交渉タイミング

注文住宅の値引き交渉を成功させるためには、そのタイミングが非常に重要です。

値引き交渉のタイミングをしっかり図ることができれば、最大限の値引きを受けることができることでしょう。ではどのタイミングで値引き交渉をすべきなのかを調べてみましょう。

最初の段階で値引き交渉を始める

値引き交渉は注文住宅を作ると決めて見積もりを取る段階で始まっています。見積もりを取る段階でどのくらいまで値引きができるのかを確認するようにしましょう。

注文住宅の値引き交渉は難しく、担当者の方もどのくらいまで値引きができるのかを即答するのは難しいかもしれませんが、それでもある程度のラインを示してくれるでしょう。ただし、このラインは最初から値引きできる範囲のものです。

そもそもまだ自分の会社を選んでくれるかどうかわからない顧客に対して、最大限の値引きを提供するということはありません。ですからこの段階ではあくまで値引き交渉のスタートの金額を聞くということです。

二、三社に絞り込んだ後

値引き交渉を本格的に始めるのは注文住宅を依頼する会社を二、三社に絞り込んだ後です。金額の交渉は最初の段階で済ませているので、ここではいかにオプションをつけてくれるかという点に注力します。

例えば材料を少し質の高いものにしてくれるとか、収納を増やしてほしいといった希望を相手に伝えるようにします。

この第二段階では金額の交渉というよりはオプションを低価格で、あわよくばタダでつけてくれるかどうかを判断するようにしましょう。もしタダでつけてくれるなら良いですし、低価格であっても費用の削減になるのでお得です。

契約寸前の値引き交渉

二、三社に絞り込んだ後にオプションの交渉をすれば、大体どの住宅会社に業務を依頼するかが決まってきます。しかしそこでもう一押ししたいところです。

そんな時には二社に絞っているのだけれどもう一つ決め手がない、ということを伝えることで、さらに値引きしてもらうことができるかもしれません。

担当者からすればかなりの労力を払ってここまでこぎつけたのですから、絶対に顧客を逃したくないというのが本音です。ですから多少無理をしてでも値引きをしてくれることでしょう。

最後の最後には金額の端数を切ってくれるように交渉すれば、最大限の値引きを引き出すことができます。交渉するのもなかなか大変ですが、こうしたタイミングを図ることによって数十万円、場合によっては数百万円の値引きをしてもらえるでしょう。

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