建売と注文住宅の違いを知って値引き交渉に役立てよう

建売と注文住宅の違い

新たに住宅を建てようと思う場合には、建売か注文住宅かを選ぶ必要があります。どちらにもメリットとデメリットがありますから、それをよく知っておく必要があるでしょう。

さらに注文住宅を検討している方であれば、どのように値引き交渉ができるのかという点についても知っておく必要があります。では建売と注文住宅の違いについて見ていきましょう。

建売のメリットとデメリット

建売住宅とはすでに建てられている住宅を購入するという方法です。この建売住宅には多くのメリットがあります。まずはどんな家なのかイメージがわきやすいということです。

すでに住宅ができているので、イメージと住宅そのものが異なるということはまずないでしょう。さらに注文住宅よりも建売住宅の方がリーズナブルである傾向があります。

数千万円単位で価格が異なるということはありませんが、数百万円の差が生まれるということはあり得ます。加えて建売住宅は値引き交渉がしやすいのです。

これはすでに建売住宅の価格が決まっているからで、ハウスメーカーとしてもいくらまでなれば値引きができるということを把握しているというのも、値引き交渉がしやすいポイントとなります。

一方で建売住宅には自分の希望通りにならないというデメリットがあります。自分の好きな間取りや色、内装にするということはできません。

注文住宅のメリットとデメリット

一方で注文住宅は自分の好きな間取り、内装などにすることができるという大きなメリットがあります。せっかく家を建てるのだから、すべて自分の希望通りにしたいと願う人は少なくありません。

そうなると予算の範囲内で間取りや材料などをカスタマイズできる注文住宅のメリットが大きくなります。その分時間がかかりますが、完成したときの喜びはひとしおです。

一方でデメリットは値引き交渉が難しいということです。定価が決まっていないからというのがその理由ですが、かなり綿密に調査してからでないと値引き交渉するのは難しいでしょう。

さらに土地を自分で準備しなければならない、というのもデメリットとなりえます。注文住宅はあくまで住宅のみなので、土地は自分ですでに持っているものを使うか、新たに購入する必要があります。

こうしたメリットとデメリットをしっかり考慮したうえで値引き交渉に臨むことが重要です。注文住宅にすると決めた場合には、材料費や人件費などを調査して値引きを引き出せるようにしましょう。

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