注文住宅の値引き交渉を成功させるためには担当者の人柄を見極める

注文住宅の担当者

注文住宅の値引き交渉は非常に難しいと言われています。その理由はいくつかありますが、その一つが定価が決まっていないということです。

例えば最初から2000万円と決まっているのであれば、そこから数十万円値引きがあっても会社に利益があるということがわかるのですが、注文住宅に関しては建てる人の希望が入るので、家によって価格が変わります。

それが値引き交渉の難しさにつながっているのです。そこで注目すべきなのが担当者の年齢や人柄、経験などです。

担当者の人柄を見極める

各企業には必ず見積もり担当者がいます。基本的に見積もりを取る段階ではこの見積もり担当者とずっと話し合わなければなりません。それも一回や二回ではなく、三回や四回以上話し合いを重ねる方も珍しくありません。

その時に値引き交渉をスムーズに進めるためには、この担当者の人柄や経験などを見極めなければなりません。一般的に見積もり担当者は一度に3件から5件の案件を担当していると言われています。

それぞれの案件をただの一件と考えるのではなく、顧客の身になって考えてくれる担当者を見つける必要があります。

しっかりとコミュニケーションをとってくれるのかどうか、報告や連絡をこまめに入れてくれるかどうか、トラブルが起きた時に正直に話してくれるのかどうかといった点を考慮しなければなりません。もし不安がある場合には担当者を変えてもらうことが必要でしょう。

担当者の経験を見極める

見積もり担当者は顧客とだけ交渉しているわけではありません。担当者は材料を卸してくれる業者や職人、大工などとも交渉しています。

職人や大工のプロ意識は高いので、若くて経験が浅い担当者と交渉してくれないということも少なくありません。あまり経験がない見積もり担当者の場合には、値引き交渉をしても値引き幅が少なくなってしまうということもあるでしょう。

そこで担当者がどのくらいの経験があるのかを見極める必要もあります。若い担当者はすべてダメということではありませんし、若い担当者の中にも連絡や相談をこまめにしてくれて、大工や職人から信頼を得ているという方もたくさんいます。

したがって年齢で線引きするのではなく、担当者と接している中でその担当者の能力や人柄、経験を見極めていかなければならないのです。

注文住宅の値引き交渉を成功させるためには、見積もりの金額だけでなく担当者とも良い関係を築いていくことが大切になります。

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