いつまでも賃貸暮らしでいいの?注文住宅を建てるなら低金利の今こそチャンス!その理由とは?
注文住宅の見積書を細かくチェックすれば値引き交渉ができます
注文住宅の見積書のポイント
注文住宅を作る際には複数の会社から見積もりを取らなければなりません。数千万円単位のお金がかかる一大プロジェクトですから、できるだけ多くの会社を比較してもっとも自分の希望を叶えてくれる企業を見つけるようにしたいものです。
では複数の会社から見積書が出されたなら、どんな点を見ていく必要があるのでしょうか。どのようにして値引き交渉を進めていくことができるのでしょうか。
内訳をしっかり確認しよう
見積書を手にしてチェックすべきなのが内訳書です。一つ一つの工事のどのくらいのお金がかかるのか、どんな工事が必要になるのかということが細かく書かれています。
この内訳を比較するだけでもどの会社が信頼できるのか、どの会社が自分の希望を叶えてくれるのかをチェックできます。
一つ例をあげましょう。注文住宅に限らず住宅には断熱工事が必要です。断熱工事がなければ冬の暖房の暖かい空気や夏の冷房の涼しい空気が家の外に逃げていってしまいます。
もし三つの会社に見積もりを依頼して、この断熱工事がそれぞれA社100万円、B社150万円、C社300万円だったとします。これだけを見れば、A社の100万円がもっとも安く、工事を依頼したくなるかもしれません。
しかしどんな断熱材を使うのかを確認する必要があるのです。もしA社とB社が同じ断熱材、C社がさらに品質の高い断熱材を使っている場合はどうでしょうか。
C社の工事費が高いというのはうなずけます。一方でA社とB社の50万円という大きな価格の差が気になります。
可能性として考えられるのは、A社の断熱材はB社と同じと言いながら品質の悪いものを使っている、B社が利益を上げようと価格を釣り上げているといったことです。
もしA社がきちんとした材料を使いながら価格を抑えているのであればA社に依頼することができますし、A社が黙って質の悪い材料を使おうとしているのであればB社に依頼した方がいいでしょう。このように見積書や内訳書をさっと見ただけではわからないことが多くあります。
質問をして納得いくまでチェックするべき
もし見積書などを見て不明な点やもっと知りたい点があれば、きちんと質問をして納得すべきです。数千万円単位のお金がかかるのですから、すべてにおいて納得したうえで仕事を依頼すべきでしょう。
断熱材のことだけでなく、いろいろな材料、工事について、どの会社が自分の希望を低価格でかなえてくれるのかを基準に選ぶ必要があるのです。
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