注文住宅の値引き交渉が与える影響

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注文住宅の値引き交渉が与える影響

注文住宅の値引き交渉が与える影響

 

値引き交渉が与える影響

 

ハウスメーカーであっても工務店であっても、交渉次第で注文住宅を値引きしてくれるというところはあります。

 

 

 

中には数百万円の値引きをしてくれるというメーカーもあるので、より安く住宅を作ってくれるところに依頼したいという気持ちはわかります。

 

 

 

しかし値引き交渉だけに精力を傾けてしまうと、仕事の精度に悪影響を及ぼしてしまうこともあります。その影響について少し考えてみることにしましょう。

 

ハウスメーカーの場合

 

ハウスメーカーは厳しい基準によって材料を選んでいます。さらに提携している大工なども数多くいるので、人材が足りないということもありません。

 

 

 

しかしそんな中で値引き交渉をして数百万円単位の値引きを勝ち取ったとなると、特定の部分のグレードを下げたか、工期を短くしたかのどちらかが考えられます。

 

 

 

モデルハウスなどではハウスメーカーが提供したい最高のグレードが使われています。一方で値引きされた注文住宅では、壁紙やキッチンなどのグレードを下げてしまっていることが少なくありません。

 

注文住宅の値引き交渉が与える影響

 

値引き交渉をして満足していたのに、実はグレードが下がっていたとなるとがっかりしてしまうことでしょう。そうならないために担当者としっかり話をして、自分の希望はかなえつつ最大限の値引きを得られるようにしたいところです。

 

 

 

一方で工期が短くなった場合には、職人たちの仕事が雑になってしまうということが考えられます。工期が本来2週間あるべきところを10日でやらせれば人件費は安くなりますが、その分仕事が雑になることは少し考えれば明らかです。

 

 

 

住宅の目に見える部分はしっかりと工事がされていても、目に見えない部分で手を抜かれてしまうということはあるかもしれません。

 

工務店の場合

 

もしハウスメーカーではなく工務店が家を建てている場合には、無理な値引き交渉はさらに深刻な影響を及ぼします。というのは工務店は材料が規格化されているわけではないので、値引きの影響が材料の質に現れるからです。

 

 

 

つまり材料の質を落として値引きの分の埋め合わせをする事になってしまいます。こうなると理想の家ができないだけでなく、注文住宅の寿命が短くなってしまうことが考えられるでしょう。

 

 

 

さらに材料の質が悪くなると、職人や大工の仕事にも影響が出てしまうことがあるのです。注文住宅の値引き交渉は大切ですが、あまりに値引きにこだわってしまうと住宅自体に影響が出てしまうかもしれないので注意するようにしてください。

 

 

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