注文住宅の値引き交渉するために知っておくべき費用

いつまでも賃貸暮らしでいいの?注文住宅を建てるなら低金利の今こそチャンス!その理由とは?

注文住宅の値引き交渉術を活用して、我が家は月6万円台の返済で夢の注文住宅の購入に成功

「たった10分の手間」でローコスト住宅を建てた方法とは?

注文住宅の値引き交渉するために知っておくべき費用

注文住宅の値引き交渉するために知っておくべき費用

 

注文住宅の費用

 

注文住宅の値引き交渉をしようと思った場合には、どのような費用が必要になるのかを知る必要もあります。

 

 

 

どんな費用が掛かるのかを把握しておけば、どの部分で値引き交渉ができるのかも分かりやすくなるでしょう。注文住宅はとてもお金がかかるので、賢く費用を節約したいところです。

 

本体工事費用

 

まず注文住宅でかかる費用の大部分は本体工事費用です。本体工事費用とは名前の通り家本体の工事にかかる費用のことで、家の骨組みや壁、屋根などがこの費用に含まれます。

 

 

 

注意が必要なのは、庭や駐車場といった家本体以外の費用は本体工事費用に含まれていないということです。しかも一般的にはチラシや広告にこの本体工事費用が掲載されていることが多く、誤解してしまうということもあります。

 

 

例えば1500万円で家が建てられると広告に書いてあっても、それが本体工事費用である場合があるのです。本体工事費用は一般的に全体でかかる費用の75%程度であると言われています。

 

 

 

したがって1500万円という謳い文句が本体工事費用であった場合には総工事費用は2000万円かかるということになります。がっかりしてしまわないように本体工事費用という部分があるということを覚えておきましょう。

 

別途工事費用

 

別途工事費用とは、本体工事費用以外にかかる費用のことです。家自体の工事は本体工事費用に含まれますが、庭や駐車場を作るという場合には別途工事費用が必要になります。

 

 

 

大きなところではガスや水道の敷設工事などが含まれます。家が高い場所にある場合などはこの敷設工事費がかさむことがありますし、地盤改良などが必要であればさらに費用が必要になるでしょう。

 

注文住宅の値引き交渉するために知っておくべき費用

 

さらに古い家を解体するのであればその解体費用も別途工事費用に含まれます。別途工事費用は費用全体の15%程度です。

 

諸費用

 

諸費用とは家の建築工事とは関係なく支払う必要がある費用のことです。例えば住宅を建てる前には建築許可の申請や住宅ローンの手続きなどが必要になります。

 

 

 

実際に注文住宅が建てば今度は税金の支払い、地震保険・火災保険への加入、家具や家電の購入などにお金がかかります。こうした費用も計算しておくといざという時に困らずにすむでしょう。

 

 

 

諸費用は全体の5%から10%程度です。10%と見積もっておけば安心して家を建てることができます。

 

 

 

諸費用に関しては削ることはできないので、もし注文住宅の値下げ交渉をするのであれば本体工事費用や別途工事費用について交渉できるようにしましょう。

 

 

関連ページ

注文住宅の値引き交渉は難しい
注文住宅の値引き交渉は、建売の住宅を買う時よりも難しいと言われています。その理由は注文住宅の最終的な価格が決まっていないからです。建売住宅と注文住宅の値引き交渉の違いと、値引きの注意点についてまとめました。
注文住宅の値引き交渉をする方法
注文住宅の値引き交渉はとても難しいものです。しかし計画変更によって費用を節約することはできます。計画変更が値引きへの近道なのですが、それ以外にもしっかりと希望の金額を伝えることで値引きに成功することもあることを説明します。
注文住宅の値引き交渉が与える影響
ハウスメーカーであれ工務店であれ、値引き交渉に応じてくれることはあります。しかし大幅な値引きを要求するとそのしわ寄せが材料や仕事の質に影響を与えることになりかねません。ハウスメーカーと工務店での値引きの注意点をまとめました。
日本全国の注文住宅の相場を知って値引き交渉に役立てよう
注文住宅の相場を知るというのは値引き交渉をするうえでとても重要なポイントとなります。木造の注文住宅と鉄骨造りの注文住宅では地域によって相場が大きく異なります。その相場について説明し、どのように値引き交渉をすべきかを考えます。
注文住宅を作る会社選びが値引き交渉に役立つ
注文住宅を建てる際に非常に重要なのが会社選びです。注文住宅値引き交渉をスムーズに行うためにも複数の会社から見積もりを取ることが非常に重要です。その取り方と、どんな点に注目すべきかについて説明しています。
注文住宅の見積書を使って値引き交渉をスムーズに進めよう
注文住宅の見積もりは複数の会社からとるというのが基本です。しかし金額だけを比較すると失敗してしまいます。どんな点を考慮する必要があるのか、その点をどのように値引き交渉に利用できるのかについて説明します。
注文住宅の見積書を細かくチェックすれば値引き交渉ができます
注文住宅の見積書にはいろいろな要素が含まれています。例えば断熱工事一つをとっても、どの会社が信頼のおける会社なのかを判断する材料になります。どのように見積書・内訳書を見るべきなのか、そのポイントについて解説します。
見積書と予算を合わせると注文住宅の値引き交渉がスムーズに
注文住宅の見積書と予算に差がある場合には、予算の最適化をしなければなりません。いろいろな方法がありますが、自分も我慢しているということを伝えることで値引き交渉をスムーズに進めることができることもあります。その方法についてまとめました。